千歳飴と言えば、七五三の子供が持っているあの「ながーい飴」ですよね。
七五三で飴をもらっても、どうやって食べていいものやら・・・。長すぎる。しかも、かたい!
千歳飴を折るのはマナー違反なのでしょうか?そもそも正しい食べ方を知らないし・・・。
長さの意味も「長生きできるように・・・」って思っていたけど、合ってるのでしょうか?
千歳飴の意味も気になるところです。
そこで、今回は、千歳飴の正しい食べ方は?折るのはマナー違反?長さの意味って?について記事を書きたいと思います。
では、さっそくいきましょう。
千歳飴の正しい食べ方は?
千歳飴は、七五三の縁起物の飴です。千歳飴の正しい食べ方ってあるのでしょうか?
今まで、千歳飴の正しい食べ方ってあまり聞いたことないような・・・。
そうなんです!千歳飴の正しい食べ方というのは特にはないので、千歳飴の正しい食べ方を耳にしないのは当然なのです。
千歳飴は、神社でご祈祷を受けた時に頂いたり、フォトスタジオで写真を撮った時にもらったり、おじいちゃん、おばあちゃんからもらったりなど、「とてもじゃないけど食べきれない!」なんてことありますよね。
でも、大切な七五三でいただいた縁起物の千歳飴なので、食べきれなかったからとか、特に正しい食べ方が無いからと言って、粗末にポイと捨てたくはありません。
そんなことしたら、頂いた方に申し訳ないですし、七五三のお参りに行ったのに神さまからバチが当たりそうだと思いませんか?
なので、そんな粗末なことは絶対にせずに、感謝しながら美味しく味わいたいですよね。
でも、千歳飴を美味しく味わいたいと言っても、縁起物の飴なので、ポキッと折ってしまうのも気が引けます。
千歳飴を切ったり、ポキッと折るのはマナー違反なのでしょうか?
千歳飴を折るのはマナー違反?
千歳飴を折るのはマナー違反ではありません。
先ほども述べましたが、「千歳飴の食べ方には特に決まりはない」ので、自分に合った食べ方で食べれば良いのです。
でも、どうやって食べると食べやすいのでしょうか?
千歳飴を食べきれないからと言って捨てるのは、やっぱり避けたいですよね。
ここで、千歳飴の色んな食べ方をご紹介しておきます。
[voice icon="https://kobibou.com/wp-content/uploads/2018/04/あかりね普通.png" name="あかりね" type="l"]「こんな食べ方あるんだー」と参考にしてみてくださいね。[/voice]
千歳飴の色々な食べ方~アレンジも~
千歳飴の食べ方は、実はけっこう色々あります!
- 子供であれば、千歳飴を長いまましゃぷって食べる。正統派ですね!
- 千歳飴をお皿に入れて、電子レンジで十数秒チンする。その柔らかい状態の千歳飴を割りばしなどにクルクル巻いて、ペロペロキャンディーのように食べる。子供とクルクルと箸に巻くのも楽しいですよ。
- ビニール袋に入れて包丁の背や、綿棒で叩いて割る。(折れ目がとがってしまうこともあるので、食べる際は注意が必要です。)
- 2~3センチの一口サイズに切って食べる。(キレイに切りたい場合は、包丁を温めてから切ると、千歳飴は飴で熱に弱いため、切りやすくなり、キレイにきることかできます。)
- 大学芋の味付けに使う。(さつま芋を油で揚げておきます。鍋に少量の水と千歳飴を入れ、火にかけて千歳飴を溶かします。
- 白やピンクのキャメルソース。(鍋に牛乳 約200ccと千歳飴1~2本入れ焦がさないように火にかけて、トロトロになるまで煮込んで完成。ホットケーキなどのパンケーキの上にかけたり、アイスクリームにかけたり、カステラにかけても美味しいですよ。)
それでも、千歳飴が余ってしまった!という時は、
料理の煮物など作る時の調味料として「お砂糖の代わり」に使うことをオススメします!
[voice icon="https://kobibou.com/wp-content/uploads/2018/04/あかりね普通.png" name="あかりね" type="l"]料理の時のお砂糖代わりとして千歳飴を使うと、結構あっと言う間に千歳飴を消費できますよ。[/voice]
千歳飴の賞味期限は?
千歳飴の賞味期限は、千歳飴の入っている袋にだいたい記載されていますが、未開封であれば約1年です。
開封後は早めに食べると良いとされています。
そして、常温だと柔らかくネバついてしまうこともあるので、保存する際は、「冷蔵庫」で保存すると良いです。
[voice icon="https://kobibou.com/wp-content/uploads/2018/04/あかりね普通.png" name="あかりね" type="l"]特に、子供が舐めてしまった残りの飴は、できるだけ早めに食べてしまいましょう。[/voice]
千歳飴の長さの意味とは?
千歳飴の由来は、江戸時代に浅草の飴売り七兵衛という男が「千年飴」「寿命糖」というネーミングでを売り出したことが始まりで評判になったと言われています。
この「千年飴」が七五三の「千歳飴」の由来のようです。
「千年」「千歳」と言う言葉、は長寿をイメージさせます。そして、長寿とは大変おめでたいことです。
昔は、サトウキビをもとに作られた飴は大変な貴重品であったことから、「千歳飴」は長寿を願う縁起物の飴として贈られていたそうです。
このことから、「千歳飴」は、細長い棒状で、直径15mm位、長さ1m以内で作るという決まりがあります。
また、縁起物のため、紅白で作られたり、中には金太郎飴のように、鶴・亀の絵柄が描かれているものもあるそうです。
昔の子供は生存率が低く、現代の子供たちのようにすくすくと元気に育つことが難しい時代でした。
よって、「無事にすくすくと成長し長生きしてほしい」という願いが込められているのです。
「千歳飴」の長い袋には、「鶴と亀」や「松竹梅」など大変縁起の良い絵柄が描かれています。
これは、子供がここまですくすくと成長したお祝いと、今後の健康と長寿を願いが表されています。
[voice icon="https://kobibou.com/wp-content/uploads/2018/04/あかりね普通.png" name="あかりね" type="l"]千歳飴のことを昔は、「千年飴」「寿命糖」と言われてたんですね。
江戸時代から続く、子供への願いが込められた大切な風習てすね。七五三の飴をもっと大切に味わいたいと思いました。[/voice]
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千歳飴の正しい食べ方・意味まとめ
今回は、千歳飴の正しい食べ方は?折るのはマナー違反?長さの意味って?について記事を書きました。
千歳飴は江戸時代から続く、健康と長寿を願う大切な思いが込められた縁起物の飴です。
沢山あって食べきれないと思っても、絶対に捨ててしまわずに、アレンジして食べたり、最終的には料理の味付けに使うなどして、全部使い切りたいですね。
「千歳飴」を今まで以上に大切に味わいたいと思います。
すてきな七五三となりますようにー。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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