育児をしていて、最近、疲れていてやる気が起こらない。子供に対して良いママでいたいと思うけど、イライラすることが多くなった。気分が沈みがち。
そんなことありませんか?
もしかしたら、それは「育児ノイローゼ」かもしれません。
育児ノイローゼになりやすい人ってどんな人?なりやすい人の特徴はあるのでしょうか?
また、父親も育児ノイローゼになるのでしょうか? 気になるところです。
そこで今回は、育児ノイローゼになりやすい人の特徴とは?【衝撃】父親もなるってホント?について記事を書きたいと思います。
では、さっそくいきましょう。
記事内目次
育児ノイローゼになりやすい人の特徴とは?

では、育児ノイローゼになりやすい人の特徴とはどういったものでしょうか?
順番に見ていきましょう。
真面目で完璧主義
真面目なママは、育児書に書いてあることは全て「この通りにやらなければ」と思い込み、それが出来ていないと「自分はダメなママ」と落ち込んでしまう傾向があるようです。

また、育児書に書いてあることを実践しても、自分の子供にとってそれが全て良い方法とは限りません。
子供はそれぞれ、持って生まれてきた気質も違えば、育っている環境も違います。
自分と全く同じ人が世の中に存在していないのと同様、自分の子供と全てが同じという子供も世の中には存在しないのです。
育児書はあくまでも一般論であり、「これが正しいから、こうしなくてはダメ」というものでは決してありません。
よって、育児書はあくまでも参考程度にしておきましょう。
子育てには正解がないと良く言われます。それが全てを物語っているのではないでしょうか?
ママは、肩の力を抜いて子育てしていきましょう。
夫や両親のサポートがない
夫や両親など、身内のサポートが得られない育児というのは、実はとても辛く大変なことが多いです。

夫が育児に無関心となれば、気持ちの共有も出来ず、一人ばっちの子育てとなり、ママの負担が大きすぎてしまいます。
そして、ママ一人で抱え込むことが多くなり、疲労とストレスがピークに達すると「育児ノイローゼ」になってしまいます。
また、夫が子育てに協力したいという気持ちを持ってくれていても、激務の場合は夫の協力を得ることは実際には難しいです。
そして、現代は、核家族のママが多く、実家も遠かったりすると、両親のサポートは受けられません。
よって、ママ一人の子育てに対する負担が非常に多くなり、疲労とストレスは溜まりやすい傾向があるのです。
子育てについて話せる人がいない
親友だったり、ママ友だったり、自分の子育てについて話ができる環境にあれば問題はありません。
ですが、ほんの少しの会話すらできていないと、ママは自分のことを話せる場所がなく、育児に対しての悩みなど全て一人で抱え込んでしまうことになります。

これはママが気づかないうちに大変なストレスとなっていることが多いです。
よって、もし自分の子育てのことなど話せる場がない場合は、子育て中のママが集まりそうな場所に出掛けると良いです。
子供連れで、0歳~就園前であれば、地域の子育て支援センターなどがオススメです。
同じように子育て中のママ達が子供を遊びに連れてきたり、ママ自身も他のママとの交流をはかりたいと思って来ている人もいます。
子供の年齢が近い、子育て中のママといった同じような立場で話をすることができるので、気軽に声かけできるママであればぜひ出掛けると良い場所の一つです。
とは言っても、実際に子供を連れて出掛けるのも大変だし、私は人見知りだから、というママは、お住まいの地域の市町村役所の子育て支援の電話サポート窓口に相談することをおススメします。
お住まいの地域によっては、子育て支援の電話サポートについてもいくつか窓口が用意されていますので、ぜひ一度お住まいの知識の市町村役所にお問い合わせくたさい。
また、他にも全国対応の無料電話相談もありますので、ぜひ利用してみてくださいね。
↓
子育て悩み相談【必見】無料で利用できる電話相談窓口まとめ
子育てについて、話をする人がいなければ、ママがストレスを溜め込んでしまうことになりかねません。
よって、少しでも自分の話ができる環境を自分でつくり、一人で悩みやストレスを抱え込まないようにしましょう。
弱い自分を人に見せられない
自分は「こうでありたい」、人から「こう見られていたい」となどといったことが邪魔をして、自分の弱さを人に見せられないことがあります。
これは、プライドが高い人に多いです。

それは、自分の弱さを自分が受け入れたくないから、人に弱い自分を見せたくない、という場合が多くあります。
自分の弱い部分を人に見せてしまうことで、自分のプライドが傷ついてしまうのが嫌なのです。
ですが、本当の自分を受け入れるということは、育児においてとても大切ことです。
なぜなら、子供が悪いことをした時や、同じ失敗を何度も繰り返した時、ママは子供に対して叱ることがありますよね。
同じように、ママだって人間だから失敗してしまうことがあります。
そんな時、子供に「ママ失敗しちゃった」とか、「さっきはママが悪かったよ、ごめんね」って素直に言う事ができますか?
自分のありのままを受けて入れていないママは、自分が子供に対してイライラをぶつけてしまった時も、プライドが邪魔をして謝れなかったりします。

人間は誰しも完璧ではありません。完璧でないからこそ、生きていきながら色んな事を学び、人として成長することができるのです。
今の自分がどんなに弱くてもいいじゃないですか? 誰もが、弱い部分を持っているのですから・・・。
そして、今の自分より強くなりたければ、強くなれるように自分が成長すれば良いのです。
ありのままの自分で、もっと力を抜いて子育てをしていきましょう。
上手く息抜きができない
毎日の子育てに追われ、24時間常に子供と一緒で、なかなか子供から離れることが出来ないママは、自分一人の時間はほとんどありません。

そうなると、外出する機会も少なくなり、息抜きが出来ないまま、ストレスがどんどん蓄積されてしまいます。
このように、自宅にこもって、外出もままならない育児。
ママ一人の時間がほとんどないといった環境は、育児ノイローゼになりやすいです。
よって、ママは自分が気分転換できる時間を、積極的につくる必要があります。
ぜひ、パパにも協力してもらい、ママは自分のためだけに使える時間を積極的に作っていきましょう。

パパの協力が難しい場合は、一時預かり保育などを利用し、1ヶ月に1回だけ子供を3時間預けて、ママは美容室に行って気分転換とか、1時間だけ預けてネイルに行くなど。
そして、一人でカフェに行ってリラックスするなど、頑張っている自分へのご褒美になるような時間を持つと良いです。
また、自分だけの時間を持つことに罪悪感を持つママもいますが、これはママが笑顔でいるためにも必要なことです。
ストレス解消、そして「育児ノイローゼ」予防のためにも、ぜひ積極的に自分の時間を持つようにしましょう。
育児ノイローゼとは?
育児ノイローゼとは、日頃の育児疲れと、育児に対してのストレス、置かれている環境でのストレスによって、精神的に不安定になる症状です。
ママの心は、疲れやストレスによって、いっぱいいっぱいになっている状態になり、育児ノイローゼを発症します。

育児ノイローゼは、酷くなると、子供に暴言を吐いてしまったり、引っぱたいたり、虐待という域にまで達してしまうことも。
そして、ママ自身生きていくのが辛く感じ、自殺まで考えるようになってしまうこともあります。
育児ノイローゼは、誰でもなりえることだからと安易に考えずに、早急に対処していく必要があります。
育児ノイローゼを判断するのは、産後1年以上同じ症状が続いてるかどうか、です。
もし、育児ノイローゼになった場合は、治すために長期戦が予測されます。
よって、自分でも、最近、何もかもが嫌になってきたとか、毎日が辛い、何も考えられない、やる気が起きないなどの症状が続いたら、お住まいの市町村地域の保健師さんや、専門医療機関に相談されることをおススメします。
とにかく、早め早めの対処で重篤化させないことが大切てす。
育児ノイローゼは父親もなるってホント?
はいホントです。育児ノイローゼは父親(夫)もなる可能性が十分にあります。
そして、男性で実際に育児ノイローゼになっている方もいます。

現代は核家族化が進んで、夫婦と子供だけの家庭が多いです。
そして、イクメンと称し、夫が子育ての手伝いをするということが当たり前の時代となってきました。
よって、子供の父親である夫は、家庭を守るために責任のある仕事と、自宅に帰ってからは、妻の育児への協力、そして妻の話を聴いたりと大変です。
週末の休みとなれば、食材の買い出しに付き合わされ、子供の遊び相手をしたり、父親はゆっくりと休むこともできません。
そして、職場でのストレス、家庭においてのストレスを抱えきれなくなり、突然「子供が大事と思えない」「暇が欲しい」「イライラしてしょうがない」など、育児ノイローゼを発症し、自分で自分の心がコントロールできない状態になってしまうのです。
症状が酷くなると、父親の中には、「子どもを投げたくなったり、沈めたくなったりする、死ぬか別居か離婚したい」など・・・。という人もいます。

父親の育児ノイローゼは、夫婦共働きで、父親の方が帰りが早いという理由で、旦那さんが保育園のお迎え、ご飯、お風呂など、妻の代わりに家事をしている旦那さんに多いと言われています。
また、そこまでの環境ではないにしろ、子供の父親に、仕事・家事・子育ての全てを任せてはダメなようです。
ここまで子供の父親である男性が抱え込むと、心がパンクしてしまうことが多いということです。
女性にとって子供を持つということは、妊娠から出産まで、また出産後も子供と一心同体のような日々を過ごします。
よって、妊娠中から自分のお腹にいた赤ちゃんは間違いなく自分の子供であり、母性本能も生まれ、さらに沢山の愛情も芽生えるのです。
一方、子供の父親である男性の場合は、妻のお腹に自分の子が宿ったとしても、本当に子供がいるのかな?といった半信半疑のような状態です。
そして、妻が出産し、産まれた子供とのいきなりの対面。

それが、一人目の子供だっりすると、子供に対してどのように接してよいのか?自分がいきなり父親になったけど、実際にはまだ自覚が持てていない、といったことも多いのではないでしょうか?
父親も一人の人間です。
男性は女性よりも強い、頼りになるというイメージがありますが、男性も女性も同じ人間であり、心があります。
父親も、日々の仕事に、育児の協力といった忙しい状態に、さまざまなストレスが加われば、男性も育児ノイローゼになってしまうということです。
よって、育児については、夫婦で十分によく話し合い、お互いに無理しずぎないようにすることが大切です。
利用できるサポート施設は利用するなどして、お互いの負担を減らすことも一つの方法です。
そして、夫の協力についても、夫の負担が大きくなりすぎないようにし、お互いがベストな状態で子育てができるよう夫婦で話し合い、育児について、お互いに負担がかかりすぎないようにしていきましょう。
まとめ
今回は、育児ノイローゼになりやすい人の特徴とは?【衝撃】父親もなるってホント?について記事を書きました。
私は、子供の父親の育児ノイローゼについて、実は少し前までは知りませんでした。
夫に頼りすぎることで、夫が育児ノイローゼになってしまうようでは困ってしまいます。
よって、育児について、夫婦でお互いの負担は大丈夫か?ということを、十分に話し合い、その上で夫婦で助け合いながら育児をしていくことが大切だということを学びました。
我が家でも育児の負担について話し合いをし、夫に負担がかかり過ぎないようにしたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
合わせて読みたい記事
育児ノイローゼチェックテストで自己診断!もしかして要注意かも?
私って産後うつ?チェックリストで自己診断してみた!特徴的な症状とは?
産後クライシス10つのチェック項目! 離婚危機の乗り越え方とは?
子育て・育児に疲れた時はどうすればいい?6つの解消法とは? 2018
コメントを残す