自転車に乗る際に子供が着用している子供用ヘルメット。
実はヘルメットには正しいかぶり方や選び方があるのをご存知でしたか?
ヘルメットは子供に合った選び方をして、正しいかぶり方で着用することで、より安全に自転車に乗りたいですね。
ところでどのくらいの年齢まで着用に義務があるのでしょうか。
そこで今回は、子供用ヘルメットの正しいかぶり方は?着用は義務?選び方も!についてご紹介したいと思います。
記事内目次
子供用ヘルメットの正しいかぶり方は?

せっかく子供用のヘルメットを購入しても、正しくかぶれていないと、もしもの時の安全が損なわれてしまいます。
ヘルメットを嫌がる子供も少なくないですが、事故の際に頭や体を守るために正しいかぶり方を確認するようにしましょう。
きちんとヘルメットをかぶれているかな?かぶり方チェックシート
- おでこが隠れている(ヘルメットの前が眉毛の上まできている)
- 横から見て水平になっている
- かぶった時に前後左右にずれたりしない
- あご紐は留めた時に指が1本入る長さ
かぶった時に遊びがあるような状態ではすぐに脱げてしまいますから、中のダイヤルアジャスターでぴったりの大きさに調節するようにしましょう。
うちの子供の幼稚園時代、通園時に園の指定の帽子の上からヘルメットをかぶっているお友達がたくさんいました。
ヘルメットのかぶりが浅くなり、大変危険です。
日差しが気になる場合は、バイザーが付いたタイプのヘルメットもありますから、そちらを利用するとよいでしょう。
通園で自転車を使用する場合、園の帽子は一度パパママがあずかって、ヘルメットを正しく着用しましょうね。
子供用ヘルメットの着用は義務化されている?

ところで、子供のヘルメット着用が義務なのかどうか、はっきりご存知の方は少ないのではないでしょうか。
実は、2008年6月に道路交通法が改正され、保護者は13歳未満の子供にヘルメットを着用させる努力義務があると制定されました。
努力義務というのは、違反しても刑事罰や反則金に問われるものではありませんが、子供のヘルメット着用に関しては、ぜひとも13歳になるまで(だいたい小学校を卒業するまで)着用させるように努めていきたいですね。
とはいっても、小学校高学年になると、なかなかかぶってくれないものです。
うちの4年生になる長女も「髪型が乱れるから嫌」「もう自転車にはしっかり乗れるから嫌」など、いろいろ言い始めています。
そんな時は少しおしゃれなデザイン(男子なら速そうなデザイン)のヘルメットを購入してあげるなど、お互いに歩み寄って安全な自転車ライフを送れるようにすると良いですよ。
ストライダーなどのランニングバイクやローラースケートなどの乗用玩具を使用する場合も着用を心がけましょう。
子供用ヘルメットの選び方のポイントは?

子供用ヘルメットは売り場に行くとさまざまあり、ついついデザインで選んでしまいがちです。
もちろん子供が気に入って、自転車に乗る際などに毎回かぶってくれることが一番大切なのですが、ヘルメットにも種類や安全基準がありますから、それも踏まえた選び方をしましょう。
素材によって呼び名が違う
ヘルメットの種類は大きく分けて2種類あります。
ひとつは硬くて軽い素材を使っているハードシェルタイプ、もう一つはプラスチックを使用し広く普及しているソフトシェルタイプです。
一般的にはハードシェルタイプの方が軽いとされていますが、現在はソフトシェルタイプの軽量化も進んでいますから、試着した時に違和感がなければどちらでも構わないでしょう。
サイズは帽子より幅がある
帽子は頭囲を測ってプラス1~2センチのものを選ぶのが良いとされていますが、ヘルメットの場合のサイズは4~5センチの幅を持たせて記載されています。
この場合は中にサイズを調整するアジャスターがついているものがほとんどですから、成長に合わせて調整して使用しましょう。
大切なのは安全性!国内メーカーのものはSGマークがあるか確認を
国内メーカーのヘルメットで安全基準を満たしたものにはSGマーク(Safe Good)がついています。
海外製のものには、それぞれ製造された国と地域の安全基準がありますから、お店の方に選び方を確認すると良いでしょう。
子供用ヘルメットの正しいかぶり方や選び方まとめ!
子供用ヘルメットのかぶり方や、決まり、選び方についてご紹介しました。
子供のヘルメット着用は努力義務とはいえ、小学生になるとあまり定着が進んでいない場合も多くあります。
安全のため、小さなころから自転車に乗るときは正しいかぶり方で着用する習慣があると良いでしょう。
また、子供用ヘルメットは定期的に点検をするよう心がけましょう。
子供が扱うものなので、思わぬひび割れや外側と内側の素材がはがれているトラブルが意外とあるものです。
正しいかぶり方、正しい選び方で安全な自転車ライフを過ごしましょう。
コメントを残す